闇金にお金を借りた時になかなか完済させてもらえないのには理由があった!

闇金の金利や督促

闇金の金利イメージ

闇金の全てが法外な金利を取っているワケではありません。中には届出をしていないだけで正規業者と同等の条件で貸付をしている所もあります。
法外な金利では最大でトサン(年利1,000%以上)で貸付をしているので、一部で回収できない債権があっても他で回収に成功すれば利益の出る仕組みです。

 

利息制限法では年利10万円以上100万円以下は18%が上限金利です。
以前は消費者金融なども出資法の定める最大29.2%の高金利をしていましたが、現在はグレーゾーン金利と呼ばれる18%超え29.2%以下の金利は違法と認定され、過去に遡って返金請求もできます。
過払い金請求の話や広告を耳にしたことのある人も多いでしょう。

 

現在は届出業者が18%を超える金利で貸付を行うと、すぐに司法書士や弁護士が介入されるので闇金は法外金利をやるなら、ちょっとオーバーする程度ではなく、極端な法外金利を適用しています。
トイチ(10日で1割の年利365%)が有名ですが、実際にはトイチは上客のみでトニ(10日で2割)かトサン(10日で3割)で新規客の貸付をするのが闇金の金利相場です。

 

 

早期完済できない落とし穴

闇金のトラブルで多いのが早期返済の拒否です。
たとえばトニで10万円借りたとします。法外な金利でも10日後に12万円にして返せばいいのであれば給料で対処できると甘く考えて闇金を使ってしまう人がいます。

 

しかし、10万円貸して2万円の利益だと闇金のビジネスは成立しません。そこで闇金は早期返済を拒否して、貸付を行った後は債務が一定の水準まで膨れ上がってから態度を一転して督促します。
金利は複利で借入残高が増えていくので、法外な金利だと2~3ヶ月経過しただけでも借入時の数倍に膨れ上がってしまいます。

 

トニ(10日で2割)で10万円借りた場合の残高

10日後 → 12万円
20日後 → 14万4,000円
30日後 → 17万2,800円
40日後 → 20万7,360円
50日後 → 24万8,832円
60日後 → 29万8,598円
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100日後 → 61万9,173円

 

 

一般的に闇金は最低でも元本の2倍以上の回収を最低ラインに考えています。
返済していない中で追加融資をするケースも多く、残高の増えていく中で追加融資を受けていくと借りたお金は数十万円でも数百万円の返済を求められるようになります。

 

 

闇金は回収する自信がある

法外な金利で運用している闇金は3割くらいの客は貸し倒れになっても成り立ちます。
トイチ以下の闇金の中では金利の安い業者の場合は、数件の貸し倒れでも致命的な損失になってしまいます。

 

そもそも闇金は正規業者でお金を借りられない人が利用するものです。
親や友人からちょっと無利息でお金を借りるのは別にして、もし友人から金利18%でお金を貸してくれるという話になったとして、消費者金融から同じ条件で借りられれば友人から利息を払ってまでお金を借りようとする人はいないでしょう。

 

正規業者は、この人に金利18%で貸しても回収できない可能性が高いと判断して貸付をしていません。
闇金は正規業者では回収できないと判断された人でも、親や恋人、家族に連絡するなどして回収したり、提携しているところに就職させて給料差し押さえで回収するノウハウを持っています。
当然、違法行為ですが闇金を利用した人は借金をした負い目から文句を言わず闇金の取り立てに従うケースが多いです。

 

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