闇金融とは一体?そして違法行為で運営をし続ける理由とは何か?

闇金融の仕組みと違法な理由

闇金のお金イメージ

闇金融は非正規業者と違反業者の俗称および業界用語ですが、TVや漫画の影響もあって広く認知された用語です。
闇金融は法外な金利を取っているので使ってはいけないことまでは理解している人が多いです。
極悪非道な闇金をモデルにしたマンガやドラマも多く過激なイメージを植えつけられていますが、どこまでリアルなのでしょうか?

 

使ってはいけないことを知っていても、お金に困って切羽詰まった状況に陥ると、どうせたいしたことないだろうと軽い気持ちで使ってしまう人は後を絶ちません。
時代とともに闇金の形態も変化をしていて、返済できないとすぐに家に怒鳴り込んで「金返せ」などの張り紙を貼る過激な取り立てをされるケースは少なくなっています。
それでも正規業者に比べて金利は高く返済をめぐるトラブルに発展するケースが多いです。

 

 

そもそも闇金融とは

通常は貸付サービスを行うには国や都道府県に貸金業としての登録を行い、貸金業法やその他条例に沿ったサービスを提供しないといけません。
正規業者がルール違反をすると、すぐに行政処分を受けてしまいます。

 

闇金融には届出はしているけど貸金業法のルールを守らない業者と、そもそも届出をしていない業者の2種類があります。
事務所に看板を出している所は、ほぼ100%届出済み業者です。

 

ルール違反は主に利息制限法で定められた上限金利違反と、違法な取り立ての2種類があります。
利息制限法は年利で元本10万円未満20%、100万円未満18%、100万円以上15%を上限金利に定めています。
大手消費者金融は利息制限法の影響もあってフリーキャッシングは軒並み18%に設定しています。

 

悪徳業者のイメージ

 

闇金の金利トイチ(10日で1割)トニ(10日で2割)などが漫画の世界などで広く知られています。
仮に10日で1割の利息になると年利365%の計算になり正規業者とは比べ物にならないほどの金利です。
実際にトイチ、トニ、トサンといった超法外な金利は現在の闇金でも広く使用されています。

 

違法な取り立ては、以前は自宅に押しかけて近所迷惑や世間体を悪くするような過激な取り立てをすることもありましたが、最近では警察の取り締まりも厳しくなって過激な取り立ては少なくなりました。
昔からの定番手法でもあり、現在も使われているのが契約をしていない人への取り立てと担保に入れていない物の強制差し押さえです。

 

本来は債務者(借りた人)以外への取り立ては契約時に保証人(連帯保証人、連帯債務者含む)で署名・捺印した人に対してのみ行うことができます。
闇金は親や親族を中心に保証人でなくても取り立てを行い回収をしています。

 

また、オートローンや住宅ローンのように担保を入れていないものは、裁判所からの強制執行の出ていない限りは差し押さえをしてはいけないルールになっていますが、闇金は返済できなくなると車やスマホなどを強制的に没収します。
ローンの残っている車を差し押さえしたり、債務者の契約のままの携帯・スマホは業界用語で金融流れと呼ばれ、名義変更ができなかったり支払いできずに将来的に強制解約になることを知った上で安く購入しようとする需要があります。

 

ほかにも返済できなくなると女性は風俗店、男性は災害現場の土木作業員などお金になる仕事を強制的にさせて給料から回収するケースもあります。

 

 

違法行為を行う理由

違法行為をする業者

近年は大手消費者金融のシェアが拡大して廃業する街金融(昔ながらの地域密着型貸金業者)が増えています。
利息制限法によって上限金利が100万円以下18%になったことに加えて、大手消費者金融は無人契約コーナーやコンビニATMと提携するなどインフラ整備が進みました。
正規業者として商売を成功させるには大手に勝てるインフラ整備と広告活動をする資金力が必要です。

 

闇金のような小規模業者は利便性で大手には勝てないので、大手の審査に通らない人をターゲットにするしかありません。
大手の審査に通らないことは、正規金利や通常の取り立てをしても回収できないケースが多いことを意味しています。
そこで、法外な金利で一部の客から大きな利益をあげたり、ルール違反をして貸し倒れリスクを軽減することで利益を出しています。

 

闇金行為は弁護士介入による返済拒否や警察からの取り締まりを受けるリスクもあります。
こうしたデメリットを踏まえて商売を成立させるノウハウを持っていますが、運営コストは高額になり闇金でも諦めるしかない貸し倒れも一定数は出てきます。
そこで、法外なトイチやトニ以上の金利で貸付をして少ない客から大きな利益を出してカバーしています。

 

もしも闇金からお金を借りてしまった場合は、闇金相談をしてくれる弁護士・司法書士に相談しましょう。
早めの解決ができるよう、すぐに行動を起こせると良いですね。

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